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企業が導入するAI面接官とは?HireVue・SHaiN・harutakaの違いと対策

公開日: 2026/8/28 更新日: 2026/8/28
企業が導入するAI面接官とは?HireVue・SHaiN・harutakaの違いと対策

企業が導入する「AI面接官」とは

AI面接官とは、採用候補者への質問、回答の記録、情報の整理、評価の補助などにAIや動画面接システムを使う仕組みの総称です。ただし、AI面接だからAIだけで合否が決まる、と一律にはいえません。録画を採用担当者が確認する方式、設定された質問へ回答する方式、回答内容に応じて追加質問が出る対話型、採用担当者とリアルタイムで話すWeb面接など、体験も判断プロセスも異なります。

案内メールにサービス名が書かれていたら、最初に「録画を提出するのか」「AIと対話するのか」「人とライブで話すのか」を確認しましょう。「AI面接」という言葉だけから方式や評価項目を決めつけないことが、対策の第一歩です。

録画型・対話型・リアルタイム型の違い

録画型(オンデマンド型)

画面に表示された質問を読み、準備時間や回答時間の範囲で動画を録画して提出する方式です。好きな時間に受けられることが多い一方、目の前に相づちを打つ面接官はいません。質問の意図を自分で整理し、時間内に結論まで話し切る力が必要です。

録画のやり直し回数、準備時間、回答時間は企業の設定によって違います。本番画面を開く前に、案内文と練習画面の有無を確認してください。

AIとの対話型

AIが質問し、回答内容に応じて追加の質問を行う形式です。固定質問へ一度答えて終わるとは限らず、「そのとき何をしましたか」「なぜそう判断しましたか」と掘り下げられる可能性があります。エピソードの結果だけでなく、状況、役割、行動、理由を説明できるようにしておくことが大切です。

人とのリアルタイム型(ライブ型)

採用担当者とビデオ通話で話す一般的なオンライン面接です。サービスにAI機能が含まれていても、受検者が話す相手は人である場合があります。AIが記録や要約などを支援するサービスもあるため、「AI搭載サービス=無人面接」とは限りません。

HireVue・SHaiN・harutakaの違い

以下は2026年8月時点の各社公式サイトの公開情報を整理したものです。契約内容や選考設計は企業ごとに異なるため、受検時は応募先からの案内を優先してください。

サービス公式情報で確認できる主な方式・機能受検者が最初に確認したい点
HireVueオンデマンド動画面接、ライブ動画面接、各種アセスメント録画回答かライブか、アセスメントが併設されるか
SHaiNAIが面接を行う対話型サービス、面接評価レポート対応端末、受検期限、深掘り質問を想定した経験整理
harutaka対話型AI面接、録画選考、Web面接、面接支援今回指定された機能がAI面接・録画・ライブのどれか

HireVue(ハイアービュー)

HireVueの公式サイトでは、候補者が都合のよい時間に回答するオンデマンド面接と、面接官と接続するライブ動画面接が案内されています。また、職種に関連する能力を確認するアセスメントも提供されています。したがって、HireVueの招待が届いたからといって、必ず同じ問題数・同じ評価方法になるとは限りません。

オンデマンド形式なら、カメラの向こうに人がいなくても一文目から結論を述べる練習が有効です。過去の行動を聞く質問には、状況と課題、実際に取った行動、結果の順で答え、チームの成果と自分の行動を分けて説明しましょう。

SHaiN(シャイン)とタレントアンドアセスメント

SHaiNの公式サイトは、株式会社タレントアンドアセスメントが運営する対話型AI面接サービスと説明しています。スマートフォンなどからAIと対話し、企業側は面接評価レポートを選考や次の面接の参考にできます。

対話型では、用意した自己PRを一方的に読み上げるより、質問された範囲にまず答えることが重要です。「サークル運営を改善した」と話すなら、当時の人数、課題、自分が提案した内容、周囲の反応、結果を分けて説明できるようにします。数字は事実として説明できるものだけを使いましょう。

なお、「タレントアンドアセスメント」は別のAI面接名ではなく、SHaiNを開発・提供する会社名です。案内や検索結果で両方の名称を見ても、別々の面接を受けるという意味ではありません。

harutaka(ハルタカ)

harutakaの公式サイトでは、対話型のAI面接、エントリー動画による録画選考、人と話すWeb面接などが個別の機能として案内されています。さらに、ライブ面接の記録・要約・評価整理をAIが支援する機能もあります。AI面接の公式説明では、AIの役割は情報の収集・整理であり、合否は採用担当者が判断すると明記されています。

そのため「harutakaで実施」という情報だけでは形式を特定できません。案内に「エントリー動画」「AI面接」「ライブ」など、どの表記があるかを確認しましょう。ライブなら通常の面接同様に会話の間合いを取り、録画なら制限時間内の構成を優先します。

AI面接で評価材料になりやすい観点

具体的な評価項目は企業・職種・サービス設定によって異なり、外部から断定できません。ただし、構造化された採用面接では、企業が職務に必要と定めた能力や行動特性について、候補者間で比較しやすい質問と基準を用いることがあります。対策では次の観点を整えておくと、質問形式が変わっても対応しやすくなります。

  1. 質問への適合:聞かれたことに最初に答え、関係の薄い説明を長く続けない。
  2. 具体性:期間、人数、自分の役割、行動を事実の範囲で示す。
  3. 一貫性:ES、履歴書、面接回答の時期や役割に矛盾がない。
  4. 行動の理由:結果だけでなく、なぜその選択をしたかを説明する。
  5. 職務との関連:経験から得た学びを、応募職種でどう生かすかにつなげる。

「笑顔を増やせばAIの点数が上がる」「特定の単語を入れれば通過する」といった攻略法に根拠があるとは限りません。不自然な演技やキーワードの羅列より、質問を聞き、事実に基づいて分かりやすく答えることを優先しましょう。

本番までに行う6つの対策

1. 招待メールと公式ヘルプを読む

受検期限、推奨ブラウザ、対応端末、所要時間、本人確認、再回答の可否を確認します。企業独自のルールがある場合は、一般的な解説記事より案内メールが優先です。

2. エピソードを「状況・行動・結果」で棚卸しする

ガクチカ、失敗、対立、リーダーシップ、志望理由について、見出しとキーワードだけをメモします。回答原稿を丸暗記せず、「なぜ」「具体的には」と聞かれたときの材料を用意します。

3. 60秒と90秒の2種類で話す

同じ経験を短くも詳しくも話せるようにすると、回答時間が異なる録画面接や追加質問に対応できます。最初の一文で結論を述べ、残り時間で根拠を説明します。

4. カメラと音声を実機で確認する

顔の正面から光を当て、カメラを目の高さに置き、通知を切ります。Wi-Fiが不安定なら有線接続や別回線も検討し、端末の充電と空き容量も確認してください。

5. 個人情報を入力しすぎない

練習用AIには、企業から非公開と指示された設問、第三者の氏名、機密情報をそのまま入力しないようにします。本番サービスでは、企業から示される利用目的やプライバシー説明を確認しましょう。

6. ブラウザで模擬面接をする

一人で練習するなら、無料の模擬面接AIで質問への回答と深掘りを繰り返せます。本番サービスそのものを再現するものではありませんが、結論の遅さや説明不足を見つける用途に向いています。

まとめ

AI面接官への対策は、サービス名だけで「AIに採点される録画面接」と決めつけず、今回の選考形式を特定することから始まります。HireVueはオンデマンドとライブなど、SHaiNはAIとの対話型、harutakaはAI面接・録画選考・Web面接などを提供しており、企業は目的に応じて使い分けます。

評価ロジックを推測するより、応募先の案内を読み、経験を事実ベースで整理し、どの形式でも質問に端的かつ具体的に答えられる状態を作りましょう。

よくある質問

AI面接では表情だけで合否が決まりますか?

表情だけで合否が決まると一括りにはできません。サービスや企業の設定によって評価方法は異なり、人が録画を確認する場合もあります。募集企業の案内と各サービスの公式説明を確認し、質問に具体的かつ一貫して答えることを優先しましょう。

HireVue・SHaiN・harutakaはすべて同じ形式ですか?

同じではありません。HireVueにはオンデマンド動画面接とライブ面接などがあり、SHaiNはAIとの対話型面接、harutakaはAI面接・録画選考・Web面接を提供しています。実際に使われる機能は導入企業ごとに異なります。

AI面接の回答は暗記した方がよいですか?

丸暗記はおすすめしません。追加質問や表現の違う質問に対応しにくくなるため、結論、理由、具体例、学びの要点だけを整理し、自分の言葉で話す練習が有効です。

通信が切れたら不合格になりますか?

一度の通信トラブルだけで不合格になるとは限りません。まず企業から届いた案内に従い、再接続できない場合は発生時刻と状況を採用窓口へ速やかに連絡してください。

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この記事の執筆者

バーディー

バーディー

就活ESカウンセラー / キャリアアドバイザー / 教育DXデベロッパー

教育現場や就活支援において、これまで1,000名以上の学生に対する面接対策やエントリーシート(ES)の添削・構築をサポートしてきた実績を持つキャリアアドバイザー。人材紹介会社でのキャリア相談業務や新規事業開発、およびAI就活システムの設計に従事してきた現役のエンジニア・マーケターでもあります。
「どうすればAIを使って人の思考や眠っている強みを最も深く引き出せるか」を熟知し、テクノロジーと実際の採用現場が重視する評価基準(人柄、ポテンシャルなど)を掛け合わせた、一歩先行くAI活用型の就活対策をナビゲート。書類選考を突破し、面接で自信を持って語れるエピソードの作成を強力にバックアップします。