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NotebookLMで企業分析を無料攻略!就活生のための"聞ける"AI企業研究術

公開日: 2026/6/12 更新日: 2026/6/12
NotebookLMで企業分析を無料攻略!就活生のための"聞ける"AI企業研究術

企業分析、お金も時間もかけず”深く”やる方法

企業分析は、ES・面接・OB訪問準備の土台です。ただ、授業やアルバイトと並行しながら何社もの採用ページやIR資料を読むのは大変です。有料ツールにお金をかけにくい就活生も多いでしょう。

そこで使いたいのが、GoogleのNotebookLMです。採用ページやIR資料を読み込ませるだけで、事業内容・強み・課題・求める人物像を整理できます。就活の企業分析なら、全工程を0円で完結できます。


NotebookLMとは?

NotebookLMは、Googleが無料提供するAIリサーチアシスタントです。決定的な違いは、自分がアップロードした資料だけに基づいて回答するソース接地型であること。採用ページやIR資料を根拠に要約・比較・質問回答をしてくれます。

比較軸ChatGPTGeminiNotebookLM
情報源学習済み知識や入力内容、設定によってはWeb情報学習済み知識やGoogle系サービスとの連携情報自分が追加した資料・URL・PDF
ハルシネーションの起きやすさ入力が曖昧だと起きる可能性がある入力が曖昧だと起きる可能性があるソース接地型のため比較的起きにくい
得意な用途文章作成、壁打ち、発想の整理調査補助、文章作成、汎用的な相談資料の要約、根拠付き分析、引用確認
料金無料版あり。有料プランあり無料版あり。有料プランあり無料で利用可能

就活で必要なのは一次情報に基づいた理解です。NotebookLMはその入り口に向いています。


就活の企業分析にNotebookLMが最適な3つの理由

理由1: 回答に引用元が付くので裏取りできる

回答には引用元が付きます。「成長戦略を3つ教えて」と聞けば、決算説明資料などの該当箇所を確認できます。面接前に裏取りできるため、根拠の薄い志望動機を避けやすくなります。

理由2: 渡した資料の外から答えない

ChatGPTやGeminiに企業名だけを入れると、古い情報や一般論が混ざることがあります。NotebookLMは渡した資料を根拠に答えるため、誤情報を減らしやすいのが強みです。

理由3: 音声概要で”聞く”企業研究ができる

NotebookLMには、資料をポッドキャスト風の対話音声にする音声概要(Audio Overview)機能があります。難しいIR資料も通学中に聞けます。


準備編: 無料で集められる「一次情報ソース」リスト

NotebookLMに入れる資料は、企業自身が公開している一次情報を選びましょう。

  • 採用ページ(URL): 新卒採用サイトで入手。職種、仕事内容、求める人物像が分かります。
  • 有価証券報告書(PDF): 金融庁の無料データベースEDINETでDL。事業内容、リスク、財務状況が分かります。
  • 決算説明資料・中期経営計画(PDF): 企業の「IR情報」ページで入手。業績、成長戦略、重点領域が分かります。
  • 統合報告書(PDF): IR情報やサステナビリティページで入手。長期ビジョンや人的資本が分かります。
  • 社長・トップメッセージ(URL): 企業サイトで入手。経営者の価値観や方向性が分かります。
  • ニュースリリース(URL): 企業サイトのニュース欄で入手。新サービスや提携など直近の動きが分かります。

まず一次情報を押さえ、口コミやSNSは補助的に見ましょう。


実践編: NotebookLM企業分析の5ステップ

ステップ1: 企業ごとにノートブックを作成する

基本は「1社1ノートブック」です。採用ページ、IR資料、有価証券報告書、トップメッセージを1つにまとめると、その企業専用の分析スペースになります。

ステップ2: 集めたソースを投入する

採用ページのURLやPDFを追加します。採用ページ、決算説明資料、有価証券報告書の3つだけでも分析しやすくなります。

ステップ3: 質問テンプレで分析する

以下をそのまま貼り付けて使ってください。回答後は引用元を確認しましょう。

# 目的
追加済みソースに基づいて、この企業の事業構造を就活生向けに整理してください。

# 出力項目
1. 主な事業セグメント
2. 主要な顧客・市場
3. 収益を生み出す仕組み
4. 今後伸ばそうとしている領域
5. 面接で一言で説明する場合の要約
# 目的
追加済みソースに基づいて、この企業の強みと弱みを分析してください。

# 出力項目
1. 競合と比べた強みを3つ
2. 事業上の課題や弱みを3つ
3. それぞれの根拠となる引用元
4. 就活生が志望動機で触れやすいポイント
# 目的
追加済みソースから、この企業の成長戦略とリスクを抽出してください。

# 出力項目
1. 今後の成長戦略を3つ
2. 重点投資領域や注力事業
3. 事業リスク・外部環境リスクを3つ
4. 若手社員に求められそうな役割
# 目的
採用ページ、社員インタビュー、トップメッセージをもとに、この企業が新卒採用で求める人物像を推測してください。

# 出力項目
1. 求められる価値観
2. 求められる行動特性
3. 評価されやすい経験
4. ESや面接でアピールすべき観点
5. 根拠となるソース箇所
# 目的
追加済みソースに基づいて、OB訪問や面接で使える逆質問を作成してください。

# 出力項目
1. 事業戦略に関する逆質問を3つ
2. 若手の成長環境に関する逆質問を3つ
3. 企業文化に関する逆質問を3つ
4. 質問の背景として添えるべき根拠

ステップ4: 音声概要を生成して聞き流す

分析後は音声概要を生成します。通学中に1社分を聞き、帰宅後に引用元を見ながらメモを整えましょう。

ステップ5: 面接直前に最終確認する

面接直前は次の質問で最終確認します。

この企業の直近の重要トピックを3つ、根拠となる引用元付きで整理してください。
面接で話す場合の注意点も添えてください。

直近ニュースが入っていない場合は、必要に応じてニュースリリースも追加しましょう。


応用編: 1業界1ノートブックで競合比較

1社ごとの分析に慣れたら、「1業界1ノートブック」で競合比較をします。志望業界の複数社のIR資料を入れ、比較質問を投げると、「なぜ同業他社ではなくこの会社なのか」を考えやすくなります。

# 目的
追加済みソースに含まれる複数企業を比較し、就活生が志望動機を作るための違いを整理してください。

# 出力項目
1. 各社の主力事業と収益構造の違い
2. 各社が注力している成長領域
3. 競争優位性の違い
4. 新卒採用で求められそうな人物像の違い
5. 「なぜこの会社か」を語るための比較ポイント

ChatGPT・Geminiとの使い分け

NotebookLMは一次情報の整理・事実確認、ChatGPT/Geminiは分析結果を志望動機やESへ昇華する工程に向いています。NotebookLMで根拠を集め、そのメモをもとに文章化する流れが実践的です。

企業研究の情報収集全体はAIで企業研究を自動化!ライバルに差をつける情報収集術も参考になります。社員口コミのようにNotebookLMのソースにしにくいテキストは、AIを活用した企業研究・口コミ分析のやり方|コピペで使えるプロンプト集のようにChatGPTで扱うのが向いています。

業界全体を俯瞰するなら、AIを活用した業界研究のやり方も組み合わせましょう。


NotebookLMを就活で使う際の注意点

ソースに無いことは答えられない

NotebookLMは追加した資料に基づくツールです。最新ニュースや新サービス発表がソースに無ければ回答に反映されません。面接前は必要なページを追加しましょう。

個人情報・機密資料はアップロードしない

OB訪問で聞いた話、選考中の配布資料、個人情報はアップロードしないでください。基本は一般公開資料だけを使いましょう。

出力は必ず引用で裏取りする

面接で話す内容は、必ず一次情報の該当箇所を開き、表現や数字を確認してください。引用元を見て自分の言葉に変換することが大切です。


よくある質問(FAQ)

Q. 本当に無料で使えますか?

Googleアカウントがあれば無料で使えます。採用ページやIR資料の要約・質問回答・音声概要なら、就活用途は無料版で十分です。

Q. スマホでも使えますか?

アプリ/ブラウザで利用できます。音声概要は、通学中や移動中の聞き流しと相性が良いです。

Q. Geminiとは何が違うのですか?

Geminiは汎用対話AI、NotebookLMは渡した資料専門のリサーチAIです。企業分析では、NotebookLMで事実整理、Geminiで文章化と分けましょう。

Q. 1つのノートブックに何個まで資料を入れられますか?

無料版でも数十件のソースに対応しているため、1社の企業分析には十分です。


企業分析を「志望動機」に昇華させるために

NotebookLMで企業の強みや求める人物像は整理できます。しかし、それだけでは志望動機にはなりません。大切なのは、企業の強みや価値観と、自分自身の価値観がどこで重なるのかを語ることです。

自分の価値観や就活の軸は、自己分析バリューマップで言語化しておきましょう。


まとめ

NotebookLMを使えば、採用ページやIR資料から、企業分析の情報収集・整理・確認を0円で効率化できます。引用元で裏取りし、音声概要で通学中にも復習できます。浮いた時間は、自己分析や面接練習に使いましょう。

AIツールで実際にやってみる

企業研究AI

企業名や一次情報のメモを入力すると、面接準備や志望動機づくりに使える観点へ整理します。

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この記事の執筆者

バーディー

バーディー

就活ESカウンセラー / キャリアアドバイザー / 教育DXデベロッパー

教育現場や就活支援において、これまで1,000名以上の学生に対する面接対策やエントリーシート(ES)の添削・構築をサポートしてきた実績を持つキャリアアドバイザー。人材紹介会社でのキャリア相談業務や新規事業開発、およびAI就活システムの設計に従事してきた現役のエンジニア・マーケターでもあります。
「どうすればAIを使って人の思考や眠っている強みを最も深く引き出せるか」を熟知し、テクノロジーと実際の採用現場が重視する評価基準(人柄、ポテンシャルなど)を掛け合わせた、一歩先行くAI活用型の就活対策をナビゲート。書類選考を突破し、面接で自信を持って語れるエピソードの作成を強力にバックアップします。